宮倫子（小芝風花）は徳川家治（亀梨和也）が側室のお知保（森川葵）へ御渡りしたことに、つらい思いを募らせる。幸せそうなお知保に倫子はうつむくことしかできない。そんな中、家治はオランダ商館長を江戸城に招く折、もてなしに琴を披露したいと告げる。多くの者が名乗り出る中、「御台はどうだ」と家治に促されるも倫子はお知保に大役を譲る。
ﾌｼﾞﾃﾚﾋﾞ木曜劇場「大奥」第5話ﾈﾀﾊﾞﾚ
五十宮倫子（小芝風花）は徳川家治（亀梨和也）が側室のお知保（森川葵）へ御渡りしたことに、つらい思いを募らせる。幸せそうなお知保に倫子はうつむくことしかできない。そんな中、家治はオランダ商館長を江戸城に招く折、もてなしに琴を披露したいと告げる。多くの者が名乗り出る中、「御台はどうだ」と促す家治にも倫子はうつむいたまま。すると、松島の局（栗山千明）の推挙もあり、お知保が名乗りをあげたことで、琴の演奏はお知保に任されることに。琴なら倫子も得意だと悔しがるお品（西野七瀬）だが、今の倫子は「上様がお知保を選んだ」と力なく返すだけで…。
お品は倫子が優しすぎると猿吉（本多力）に愚痴をこぼす。そこに、葉山貞之助（小関裕太）が通りがかり、お品にもっとゆっくり話がしたいと蔵の鍵を渡し、そこで待っていると告げる。
倫子を家治から遠ざけようとする松島。そして、暗い過去を持つ家治を脅して政治の実権を握ろうとする田沼意次（安田顕）のたくらみは続き、田沼は武家伝奏に久我信通（鈴木仁）を就任させたのだ。信通の姿に動揺する倫子。家治も信通が倫子の手紙の相手だと気付く。田沼が倫子と信通は知り合いだろうと言うと、家治は、知り合いならこの後二人で話すが良いと口にする。倫子と話す機会を得た信通は、倫子に彼女の母親が病に伏せっていることを話す。そして、一緒に京に帰らないかと倫子に告げ大奥を逃げ出す手配をすると持ち掛ける。
大奥から抜け出すのか、残るのか？人生をかけた選択に悩む倫子。そんな中、オランダから講師を迎え、諸外国の技術を学ぶ機会と作り始めた家治。平賀源内など、国内の学者を江戸城に集め学ぶ機会を設け諸外国に遅れをとらないような国づくりをしていきたいと自分の政治の道を定めることができた。
一方、倫子は代々の久家の正室と将軍との間には子供を作らない大奥の慣習が存在することを知り、家治に自分の気持ちをぶつける。倫子は家治の妻として大奥で生きていくことを決意し身も心も結ばれた家治と倫子。少しずつ２人の間に絆と信頼関係が築かれていく。
田沼に逆らえない家治の謎は実は将軍の実子ではなかったという、驚愕の事実。その事実を知っているのは、田沼のみ。その田沼に脅されて従うしかない人生を送っている家治だが、学問に注力することで幕府内の求心力も高まっていく。またもカステラ登場しましたね♪♪
