フジテレビに連ドラとして約20年ぶり復活した大奥。ナレーションとして参加されてきた浅野ゆう子さんが最終回に出演することが発表されました。
出世の秘密をかかえた家治は倫子に告白。「わしは、将軍家の子ではない」倫子(小芝風花)は、家治(亀梨和也)から自身の秘密を打ち明けられた。倫子は家治から田沼意次(安田顕)にこの秘密を握られ、言いなりになるほかなかったと聞かされる。困惑する倫子だったが、そんな中、家治は体調を崩してしまう。
大奥 最終回はいつ?
フジテレビ木曜ドラマ 大奥の最終回は2024年3月28日木曜 22時放送予定
大奥 最終回どうなる? 展開予想
史実を調べると、お品も家治の男子(貞次郎)を産んでいますが、すぐに病没。
後継者となるべき、自らの男子が次々と病没していきます。この不幸の結果、家治は一橋家から養子を迎えることになります。一橋治済の長男・家斉いえなりです。家治が、天明6年(1786)に病没したことから、翌年、家斉が11代将軍に就任しました。
このことから悲しいことに松平定信の家治の血筋を根絶やしにするという復讐は成功したと思われます。倫子も34歳の若さで亡くなっています。倫子の心を定信に向かせようとするも失敗し、定信は家治への復讐のために倫子にさえも少しずつ毒を盛り、大切な人を失う痛みを与え苦しめたのか・・・?
家治の咳き込む回数が増えた第9話。最終話予告では家治が倒れこむシーンも見られました。誰かに毒を盛られているのか?病気か??倫子への衝撃の告白を聞いていたのは松島。この後それぞれの伏線はどう回収されるのか・・・?最終回が楽しみです。
ナレーションとして今回の物語を支えてきた浅野ゆう子さんが3月28日(木)放送の最終話に出演することが発表されました。『大奥』シリーズには欠かせない存在の浅野さん。物語の終盤に登場する重要な役・浅光院(せんこういん)として小芝風花さんと初共演。浅光院とはどのような役どころなのか?最終回でどう物語が結ばれるのか?楽しみです。
「大奥」第10話 あらすじ、ネタバレ
「わしは、将軍家の子ではない」――。
五十宮倫子(小芝風花)は、徳川家治(亀梨和也)から自身の秘密を打ち明けられた。倫子は家治から田沼意次(安田顕)にこの秘密を握られ、言いなりになるほかなかったと聞かされる。困惑する倫子だったが、そんな中家治は体調を崩してしまう。
田沼はお品(西野七瀬)の子、貞次郎を世継ぎに指名することを迫るが、家治は将軍家の血を引かない自分の子でよいものかと苦悩する。さらに、田沼は松島の局(栗山千明)を大奥総取締から追い落とし、自分の意のままになる高岳(田中道子)を据えようとする。
家治の見舞いに行った松島は、倫子との会話を聞いてしまったことを話す。動揺する家治は、その話は聞かなかったことにしてくれと松島に頼み込み2度とこの話題を出さぬよう念を押す。
一方、倫子のもとに松平定信(宮舘涼太)から贈り物が届く。中にはいつものように文が隠されていた。だが、その文には、驚くべき内容が記されていた。人気の歌舞伎役者が家治と瓜二つであると浮世絵が添えられていた。
倫子は家治にそのことを報告すると、家治は秘密裏にその歌舞伎役者に会いに行く。家治の後を付けていた定信も密会現場に立ち会い、衝撃の事実が明かされる。
歌舞伎役者が持っていた母の手紙によると、母が歌舞伎役者との逢瀬を重ねるようになったのは、家治が生まれた後のことであったことが判明する。田沼はこの事実を利用して家治に自分は将軍家の血筋ではないと信じ込ませ長年の間、脅し続けていたのだ。
田沼は自分の他に誰がこの国を変えられるのか?30年間、自分はこの国のために仕えてきた。前将軍に進言するも、聞き入れられずこんなことをしてでも、地位を手に入れなければなにも成せなかった。自分がしてきたこと後悔したことはないと告げる田沼に謹慎を言い渡す家治。
自分は本当に将軍家の子であったと安堵する一方で、一人の人としてこの世を見ることができた。身分の差のない世の中を作りたいと志を持てたのは田沼に騙されていたからだと思うと皮肉な話だと倫子に話す家治。徳川家を守ることが天下泰平のためだと信じてきたが、民の力を合わせる世の中にするために必要な変化なのであれば、喜んで受け入れるつもりだと。
そんな中、猿吉が遺体で発見される。猿吉の懐からは千代姫、竹千代君を殺めたのは自分であるとの遺書が見つかり、大奥ではお品が犯人扱いされる。
そんな中、お品は城を出ることになる。貞次郎も寝所で亡くなっていたのが発見されたのであった。
自分の子供達の命を奪った者を生涯許さないと怒りを表す家治。大奥を去ろうとする家治は吐血をして倒れる。
「大奥」あらすじ
時は江戸中期、景気は悪化の一途をたどり、日本国民は質素、倹約、勤労の日々を強いられていました。格差は広がるばかりで、人々はこの景気を改善し、国と国民を豊かにしてくれる将軍の登場を待ちわびています。そんな中、倫子は第10代将軍・徳川家治との政略結婚を強いられ、京から江戸城本丸の裏にある大奥へ渡ると、そこには1000人近くにもおよぶ将軍に仕える女性たちがいました。
たった一人の天下人の寵愛を受けるべく、今、女たちの熾烈な戦いの火蓋が切られるのです。一方その頃、大奥を、江戸幕府を、混乱の渦に陥れようと、ある人物が陰謀を企てていて――。
人はなぜ愛を求めるのか、愛とは何なのかという普遍的なテーマを『大奥』を舞台に描く本作。愛がなくても生きていける現代社会の人々にとって、誰かを愛することの喜びや苦しみ、誰かと共に生きていく意義を見つめ直すきっかけを与えるドラマになるはず。また、相次ぐ天変地異による不況の中、それでも懸命に生きようとする江戸の人々の姿を通して現代に勇気や希望をお届けする新たな令和版『大奥』。
過去の放送話のあらすじとネタバレ
キャスト&スタッフ
五十宮 倫子:小芝風花 東山天皇の皇子・閑院宮直仁親王の娘。幼馴染の久我信通に想いを寄せていたが、次期将軍である徳川家治と政略結婚させられる。
徳川家治:亀梨和也 第10代将軍で、倫子との結婚を控えている。
幼い頃から大きな期待を受けて育てられ、祖父である第8代将軍の徳川吉宗にも目をかけられていた。
幕府の立て直しを図るも、田沼意次にある秘密を握られてしまう。
お品:西野七瀬 倫子の付き人。倫子のことを尊敬し、どんなときでも尽くてきたが、思い人との密会がバレ、側室になることに。
お知保:森川 葵 家治の側室。倫子をあまり良く思っておらず、嫌がらせを繰り返していたが倫子の人柄にふれ改心してきたか・・・?
松平定信:宮舘涼太 白河藩藩主で家治のいとこ。幼い頃に養子に出され、家治とはライバル関係。家治を敵視しており様々な陰謀を仕掛ける首謀者。
徳川家重:高橋克典 謎の死を遂げた第9代将軍。生前は酒と女色におぼれるばかりで、政治については全く顧みようとしていなかった。
田安宗武:陣内孝則(特別出演) 松平定信の父。家重の弟で家治の叔父であり、将軍の地位に就いた兄とその息子を恨んでいる。
松島の局:栗山千明 幕政にも影響力を持つ大奥総取締役。田沼意次と手を組んで、倫子を追いつめていく。
田沼意次:安田 顕 小姓から将軍の側近、さらに幕政のトップ老中にまで上り詰めた人物。
松島の局と結託し、自身の出世も狙う。
脚本 :大北はるか 、企画 :安永英樹 、プロデュース :和佐野健一、清家優輝、出井龍之介、
庄島智之 、演出 :兼﨑涼介、林 徹、二宮 崇、柏木宏紀
「大奥」みどころ
京都で全編オールロケ!映像美&荘厳な舞台セット、衣装にも注目!
本家本元であるフジテレビの『大奥』が2024年1月期の木曜劇場で復活。東映とタッグを組み、豪華で荘厳な衣装やセットはもちろん、全編オール京都ロケを実施し、クオリティーの高い世界観と映像美、豪華なキャスティング、圧倒的なスケールでお届けします。
小芝さんをはじめとした錚々たる顔ぶれのキャストたちが披露する、『大奥』の代名詞ともいえる豪華絢爛な衣装にもご注目ください。演出には『科捜研の女』シリーズ(テレビ朝日系)、『相棒』シリーズ(テレビ朝日系)で高い評価を受けている兼﨑涼介監督を迎え、脚本は『好きな人がいること』(2016年7月クール/フジテレビ系)や『グッド・ドクター』(2018年7月クール/フジテレビ系)を手掛け、登場人物の繊細な心情を描くことを得意とする大北はるかさんが担当します。とのこと。