シングルマザーで一児の母でもあるてんちむさんですが、過去に自身がプロデュースしたナイトブラを巡るトラブルで、現在裁判中。経緯をふりかえります。
YouTuberてんちむとは?プロフィール紹介
本名:橋本 甜歌
出身:中華人民共和国・北京市出身(中国系日本人で日本に帰化済み)
職業:女性タレント、モデル、ショーダンサー、YouTuber
ショーダンサーとしては株式会社オフィスキューキューがマネジメント業務を担当。
愛称はてんちむ、むち子。現在、タレント活動においてはフリーランス。活動休止中に子どもを出産し、シングルマザーに。
てんちむナイトブラ騒動の経緯
2018年ナイトブラ「モテフィット~ふっくらバストメイク~」を販売
てんちむさんは2018年に、着用することで理想のバストになれるナイトブラ、「モテフィット~ふっくらバストメイク~」を企画プロデュース。
過去に独自の方法で3カップのバストアップに成功したことを明かしていて、プロデュースしたナイトブラは37億円の売り上げを記録していました。
てんちむさんの豊胸手術が暴露される
しかしそんな中で、てんちむさんと不仲とされていた、YouTuberかねこあやさんが、てんちむさんの豊胸手術を暴露。独自の方法でバストアップしたと宣伝していたてんちむさんに疑惑が生じました。
そして2020年9月に自身のYouTubeチャンネルで動画を公開し、豊胸手術の事実を認めて謝罪しました。バストアップには自分の努力があったのも事実と主張していて、豊胸を公表すると努力面のバストアップした事実も薄れるのが怖くて言えなかったと正直な気持ちを明かしました。
てんちむさんのナイトブラ購入者に返金対応3億円
事実発覚から1年後には、商品を購入した方で返金を希望された方2万名に対してへの約3億円の返金が完了したものの、メーカー側から購入者への返金手数料損害賠償などの支払いを求められることとなりました。
ユーザーに対する返金対応は完了しているのに、なぜ裁判に発展したのか?
てんちむさん販売元から説明義務違反のため損害賠償を要求されている
てんちむさんが裁判をしているのは、ナイトブラ販売元の会社です。
騒動が起きた際、てんちむさんは返金のために約2億2000万円を販売元へ送金しました。
しかし購入者から未返金の問い合わせがいくつも寄せられ、不審に思ったてんちむさんは販売元に対して、お金の用途を開示する訴訟を起こしたんですね。
しかし実際には、送金したお金はほとんど返金にきちんと使われていることが分かりました!そして今度は販売元から、てんちむさんが豊胸の事実を隠していたことが、説明義務違反にあたるとして、損害賠償を求めて反訴を受けることに。その損害賠償は、約5億円とされています。
てんちむさんの主張
てんちむさんのYouTubeチャンネルでは、てんちむさん自身、販売元との打ち合わせで豊胸手術についての確認は一切なく、つけるだけでバストアップしたら誰も苦労しない。
あくまでもサポートとして使ってください。と言ったとしています。
この事に対しててんちむさんは、誤解を招くような広告にも原因はあるんじゃないかと半分は販売元の責任でもあると主張しており責任の配分について争っているようです。
しかし世間では、てんちむさんが豊胸手術を隠して着用するだけでバストアップしたと販売していると認識されています。
広告については一切関わっていないようで、全責任がてんちむいうわけではないはず。というのが論点のようです。
裁判の直後にお食い初めのお参りが重なりYouTubeで号泣
我が子が誕生100日を迎え、「お食い初め」する様子を配信。着物姿で、てんちむは実母とともに我が子の成長を願った。
子供と母から離れ、ひとりになったてんちむは、カメラを回すスタッフに向かって「今日ってさ、本当はめっちゃ幸せな日なはずじゃないですか」とつぶやき、突然涙を流し「今日しかないじゃん、100日って。そういう特別な日を、今、心から楽しめない」と吐露。
「何で、こういうタイミングなんだろう、裁判って。子供の100日どんな感じだったっけって振り返ったとき、私はこうやって泣いてる記憶があるわけじゃないですか。それが残るわけですよ、これからずっと。こんなめでたい日に…」と、裁判について言及した。
この日は裁判から2日後で、弁護士と打ち合わせがあった。弁護士は、「裁判所が認定するかもというのが〇億円」と、額こそ伏せたが、てんちむが支払う額は「億」にのぼると予測。
「ミニマム〇億円?ミニマムが〇億円ですか!?」と驚くてんちむに、弁護士は「てんちむさんが有利に、向こうを削っていったとして、〇億円くらいになりそうという言い方をされました」と説明した。
てんちむが「控訴でさらにがんばりましょうという認識?」と尋ねると、「我々からすれば…そうです」と回答。てんちむが「判決が出て、控訴するじゃないですか。この期間に、差し押さえられる可能性はありますか?」と問うと、弁護士は「現時点ではレアケース」としたものの「金額が金額だけに、してくる可能性は正直ある」と答えた。
過去に税金の支払いを忘れ、一度差し押さえられた経験があるてんちむ。「一人だったら、こういうことも怖くないんですよ。一人じゃないので、子供との生活が守れないかもしれないということが頭をよぎるのが、一番怖くて」と再び涙を流した。
裁判について「和解を飲むべきなのか…差し押さえのリスクがあることを覚悟してまで控訴すべきなのか、正直わからないです」と言葉を詰まらせ、少し落ち着きを取り戻してから「つまりは、それくらいのことをしたってことです、私は」と改めて反省。「ただ受け入れるために納得したいから…裁判を続けます」と宣言した。
号泣した動画だったが、コメント欄は「自業自得だ」、「高そうな部屋に住んで、高級そうな着物を着て、豪華な食事でお食い初めが祝えてて、同情する気にもならない。」「もっと質素な生活にすべきでは」などど辛辣な意見が多く擁護するコメントは少なかった。