8月18日に公開した動画で、日経平均株価大暴落の影響を受け、信用取引で巨額の損失を被った結果、9月末に3億1000万円の支払いが必要な見込みだと明かしていた青汁王子。
あと何千万円か。というところまで金策をしていたが、いよいよ打つ手がなくなったと絶望のツイートを発信していた。
青汁王子(三崎優太)に3憶円を貸したのは令和の虎にも出演していた竹之内教博社長
青汁王子(三崎優太)に3憶円を貸したのは令和の虎にも出演していた竹ノ内社長。
YouTubeも見ない生活の中で青汁王子がお金に困っているのは知らなかったと述べ、Xでの発言を見て本当に困っているのなら。とLINEで連絡をとった。と経緯をYouTubeの動画で発表。
竹ノ内社長は過去にも関係値があり、信用できるからという理由で3憶円を貸したと明かした。
青汁王子は「竹之内さんとそこまで深い関係じゃなかった。でもいきなりLINEくれて、『大丈夫ですか?』って。支払いができなくなったら経営者として、信用がなくなったり、終わるなっていう時に連絡をくれた」と感謝しきりで、事業を復活させる資金にあてると話した。
青汁王子はXにて「令和の虎に出ている某社長から3億円の振り込みがありました。急に連絡がきて、何の担保もないのにさ、貸すよって言ってくれて、半信半疑だったけど、本当に入金されてた。これで月末を乗り切れる」「最初の感想は率直に『この人お金あったんだ』って思った。でも本当に感謝してる、人間として恩を感じています」と窮地を脱していたことを報告していた。
青汁王子(三崎優太)に何があった?
8月5日の日経平均株価暴落(前日比4451円安)で大きな被害を受けたことを告白。X上では約8万円の口座残高や、10億円を超える含み損のスクショを投稿している。
巨額損失の経緯について「信用取引というレバレッジが効く制度を使ってしまって。8月1、2日から下げ幅が加速して、そして5日に世紀の大暴落があって」と回想。信用取引では含み損が一定の基準を超えると「追証」と呼ばれる追加担保が必要となり、それが用意できなければ強制決済となる状態だった。
回避するためには、期限内に追証金を入金するか、株式を現引き(売却)することだが、8月5日は多くの銘柄がストップ安となったことから〝売りたくても売れない〟状況となった。
個人資産がマイナスに突入し、パニックに。その結果「経営者としては絶対にやってはいけないんですけど、会社のお金に手を出して、信用取引分のマイナスに充てたんです。本当にカスだなって」と明かした。
三崎氏は複数の会社を経営しており、そこの運転資金から3億円あまりの資金を動かし、自身の損失補填に当てた。テスタ氏から「法的に大丈夫なんですか?」と聞かれた三崎氏は「倫理的には最悪。ただ、幸い会社は僕が100%株主だったので。横領といった罪にはあたらないと、弁護士さんにも確認しました」と答えた。
だからといって、損失がなくなったわけではない。三崎氏は「人に払わなきゃいけないお金に手をつけているわけですよ。会社の方がマイナス3億円弱になっちゃいました。これからいろいろと支払いがあって、(従業員の)お給料だったり、取引先への支払いだったりとかあるなかで、お金を(会社から)前借りしたみたいな…」と告白。
自責の念にかられる三崎氏は「やっぱり会社のお金を出すっていうのは、本当に経営者として失格。株はもう一生やらないと思っています。僕は向いてない」と沈痛な面持ちで語った。
青汁王子のロールスロイスを1憶円で売却
10月1日に公開された「ロールスロイスを1億円で買ってくれる女神が現れました。」と題した動画では読んで字の如く、金策のために所有するロールスロイスを売却する運びに。
顧問制度を始めたりとか、青汁ヒルズの退去費用、原状回復費用(8000万円)がなくなったりと状況は好転している中、Nontitleメンター・青木康時さんの紹介により三崎氏が所有しているロールスロイスを「1億円で買ってくれる」人が現れた。
青汁王子が「1億円をキャッシュでいける人、なかなかいないですよね」と驚くと、青木さんは「金融系の方です」とヒントを出した。その方は青汁王子のファンで「なにか出来たら」という思いで名乗り出たという。 金融のトレーダーウルフ村田さんが画面に登場すると「金融トレーダーで株と暗号資産をやってます」と自らについて話した。
青木さんが「暗号資産は何をやってるんですか?」と聞くと、ウルフ村田さんは「最近だと、SVN(StaleVault.Network)っていうシンガポールの取引所のをやってます」と明かした。
村田さんは「ロールスロイスに乗ってみたい」「三崎さんのファンなんで買うんだったら私が」という思いで免許を持っていないものの、1億円の車の購入に踏み切ったそうだ。株を換金して1億円を紙袋に入れて持ってくると、三崎氏は「すげぇ……!」と改めて驚いていた。