院内警察,第9話ﾈﾀﾊﾞﾚあらすじｷｬｽﾃｨﾝｸﾞ原作について調査ﾌｼﾞﾃﾚﾋﾞ金曜9時ﾄﾞﾗﾏ

院内警察　第9話　あらすじ・ネタバレ

武良井治（桐谷健太）は、治験中に亡くなった恋人・夏目美咲（入山法子）に関して新たな情報を得る。美咲が服用していたのは治験薬ではなくプラセボ＜偽薬＞だったというもので、「俺が調べてきたことは全部無駄だったのか？」とショックを受ける。

川本響子（長濱ねる）が昼食を購入して院内交番に戻ると、尼子唯織（さとうほなみ）や上條萌子（玄理）、白石葵（馬場ふみか）らがくつろいでいた。そこで川本は、阿栖暮総合病院で行われている治験には500億円もの開発費用が投入されていると聞かされる。しかしその治験薬によって、症状の進んでいる患者でも手術可能になるまで回復したという症例がいくつも出ているのだという。

一方、榊原俊介（瀬戸康史）は、院長の武藤則光（山田明郷）から、HLHS＜左心低形成症候群＞で入院中している今井結依（梨里花）の手術を中止するよう命じられる。だが榊原は必ず成功させると反発し、外科医たちを集める。しかし、院長が反対しているオペとあって、どの医師も榊原のサポート役を拒否。そんな中でも萌子が自ら助手に名乗りを上げた。

武良井は、自らが調査を続けることで治験の邪魔になるかもしれないと考えていた。そんな武良井に、川本は美咲が飲んでいたのがプラセボだったとしても、治験薬で副作用が出た患者のことをきちんと調査するべきだと主張する。

武良井は前外科部長と接触し治験で死亡した患者は3人だったことを知り3人目を探し出す。今井結依の難しい手術が始まる。榊原は同じ病で亡くなった妹のことを思い出し取り乱す。そんな中、武良井は過去ではなく現在と向き合うよう話しかける。

難しい心臓手術、途中で心停止となりピンチを迎えるものの、無事に手術は成功したものの、術後に結依の容態は悪化。アナフラキシーショックにより死亡。投与した薬剤のロットが合わなかったのが原因なのか・・・。ショックを受け、脱げがらのようになった榊原。

結依を偲び飲みたがっていた飲むわらび餅を味わう院内警察の３人。武良井は間質性肺炎で亡くなった3人目を見つけ出しカルテを細かく確認していくと死亡原因を改ざんした記録を見つける。その犯人は榊原だった。結依の死を受け止めきれない榊原は次の患者の手術開始時にメスを落とし大きく動揺した様子でその場を去る。

mayu

結依に妹の面影を重ねていた榊原医者。手術は成功したものの、助けられなかったショックは大きかった様子でしたね。心臓病をかかえた妹を助けられなかった無力な自分。勉強を頑張り技術を磨き医者として研鑽してきたにもかかわらず結依を助けることができなかったショックは大きく、榊原先生の人間らしい一面が描かれた回となりました。

院内警察過去回のあらすじ

第10話あらすじ	第9話のあらすじ
第8話のあらすじ	第7話のあらすじ
第6話のあらすじ	第5話のあらすじ
第4話のあらすじ	第3話のあらすじ
第2話のあらすじ	第1話のあらすじ

あらすじ

物語の舞台となるのは、日本有数の大病院・阿栖暮総合病院（あすくれそうごうびょういん）。
院内に設置された院内交番に所属する元警視庁捜査一課・武良井治（むらい・おさむ／桐谷健太）は、日々患者同士のトラブル解決や遺失物捜索に従事していた。

院内交番室長・横堀仁一（よこぼり・じんいち／市村正親）と共に2人きりで交番を運営していたが、そこに交番事務員として川本響子（かわもと・きょうこ／長濱ねる）が配属されることに。川本は有名病院の医療事務になれると張り切ってきたものの、実際は院内で“3K交番”（軽薄で、空気の読めない、給料泥棒）とやゆされる場所で……。

そんな中、阿栖暮総合病院が誇る若き天才外科医・榊原俊介（さかきばら・しゅんすけ／瀬戸康史）がドイツから帰国。帰国直後にも関わらず難易度の高いオペを執刀し、素早く正確な手術で周りの医師をうならせる榊原。対して、そんな榊原を鋭い視線で見つめる武良井。事あるごとに武良井は榊原に絡み、業務範囲を超えて執拗（しつよう）に粘着する。

警視庁捜査一課というエリートの肩書を自ら捨て、阿栖暮総合病院に来たのも榊原との関係に理由があるのか……。敏腕刑事と天才医師、異なる2人の正義が交錯する新機軸のエンターテインメントがスタートする！