不慮の事故で脳を損傷した脳外科医の川内ミヤビ(杉咲花)は、過去2年間の記憶をすべて失い、新しい記憶も1日限り、寝て起きたら前日の記憶がなくなってしまう記憶障害に。毎朝5時に起きて机の上の日記を読み、失った記憶を覚え直すことから1日が始まる。
アルメット~ある脳外科医の日記~ 第4話 あらすじ
記憶障害の原因が見当たらない!?にわかには信じがたい結果に三瓶(若葉竜也)は。ミヤビ(杉咲花)は三瓶と大迫(井浦新)の間に漂う不穏な空気を感じて。
三瓶(若葉竜也)が検査した結果、ミヤビ(杉咲花)の脳には、これほど重度の記憶障害が残るような大きな損傷は見当たらず、三瓶とミヤビは困惑する。しかし、ミヤビから相談を受けた大迫(井浦新)は三瓶の見立てが間違っていると指摘。さらに、以前から知っている三瓶のことを「危険な医者」だと言い放つ。
検査結果に納得できない三瓶は後日、ミヤビのカルテをこの目で確認しようと大迫の元を訪ねる。しかし、秘書の麻衣(生田絵梨花)から大迫は終日不在だと言われ、あきらめて帰ろうとしたその矢先、院内で入院患者らしき7歳の少年に出くわす。この少年の手術が、三瓶と大迫が激しく対立する引き金になっていく。
一方、ミヤビはロボット工学研究者の加瀬誠(前原瑞樹)を担当することに。加瀬は破裂の恐れのある動脈瘤が脳に見つかった患者。脳動脈瘤が破裂するリスクは年間1%程度だが、破裂すれば重度の障害が残るか、最悪は死に至る。しかし手術をすれば4~10%の確率で後遺症が残る。確率論での過酷な選択を突きつけられ、妻と幼い子を養う加瀬は葛藤。ミヤビはそんな加瀬に根気よく寄り添い、最善の治療を行うためにカテーテル専門医である綾野(岡山天音)にも相談。すると綾野はカテーテルによる手術をミヤビに提案する。患者の負担も少ないカテーテル手術は今の加瀬には最適であると助言する。
三瓶は繰り返し大迫教授の元にカルテの参照依頼に出向くが応じてもらえない。その往復の中で再び先日出くわした7歳の少年家族に遭遇する。大迫教授はまさにこの男の子の手術中で家族の控室から出て行ってしまった妹と衝突したのが三瓶だった。
脳の腫瘍を取りきるのは危険だと主張する大迫。三瓶は自分ならすべて取り切れると言い放つ。初見の患者にモニター越しで無責任なことを発言するなと叱る大迫を無視し、三瓶はオペ室に侵入し自らメスを持って手術を始めてしまう。結果としてすべての腫瘍を無事に取りきることに成功したものの、無謀すぎると激怒する大迫。そんな無謀な医者にミヤビのカルテは見せられないと改めて依頼を断る。
一方ミヤビは綾野のカテーテル手術に同席していた。手術は無事に成功した。
綾野は今回の手術も含め論文をまとめて発表し教授になると麻衣と結婚し大病院の跡取りとして経営者となるという未来が約束されていた。
政略結婚のため気持ちはないとポーズをとっている麻衣だが、実は綾野に好意を寄せていた。三瓶にミヤビの情報を開示するのは危険だと大迫から聞かされミヤビに三瓶を信頼しすぎないよう忠告をする。
ミヤビは大迫が三瓶のことを危険な医者だと話していたことがずっと気になっていた。その上麻衣からも忠告され三瓶への信頼が揺らぐ。
ミヤビちゃんの脳に異常がなかったってこと!?じゃあなぜ記憶障害が??と大きな謎は謎のままとなっています。ミヤビの記憶が戻ると都合の悪い人が複数人いそうな来週の予告内容でしたね。ミヤビの脳にどんな秘密が眠っているのか・・・?
アルメット~ある脳外科医の日記~ みどころ
事故にあう前の記憶は保持できているが、その後の記憶は1日しか保てないミヤビ。
そんな彼女は長年医療行為は禁止されてきた。それでも事故にあう前までの記憶はあり、縫合など身体で覚えた技術は記憶しておくことができていた。
ミヤビは1日の出来事を忘れてしまうためその日に起った出来事を日記に記憶していた。彼女の1日はその大量の記録を読むこところから毎日が始まる。医療行為を再開したミヤビは周りのサポートを受けながらどう成長していくのか?が見どころです。
アルメット~ある脳外科医の日記~ 放送開始はいつ?
フジテレビ系月曜22時放送のドラマ「アルメット~ある脳外科医の日記~」初回放送は
2024年4月15日(月)22時放送開始
アルメット~ある脳外科医の日記~ 最終回はいつ?
2024年4月15日(月)が初回のため11話と仮定すると2024年6月17日が最終話放送ではないか?と予想します。
アルメット~ある脳外科医の日記~キャスト&スタッフ
キャスティング
川内ミヤビ:杉咲 花
三瓶友治:若葉竜也
綾野 楓:岡山天音
西島麻衣:生田絵梨花
森 陽南子:山谷花純
風間灯織:尾崎匠海(INI)
新井小春:中村里帆
藤堂利幸:安井順平
成増貴子:野呂佳代
星前宏太:千葉雄大
高美武志:小市慢太郎
西島秀雄:酒向 芳
津幡玲子:吉瀬美智子
大迫紘一:井浦 新
スタッフ
原作:子鹿ゆずる(原作)・大槻閑人(漫画)「アンメット-ある脳外科医の日記-」(講談社「モーニング」連載)
脚本:篠﨑 絵里子
音楽:fox capture plan主題歌
演出:uki Saito、本橋圭太
プロデューサー:米田 孝、本郷達也
アルメット~ある脳外科医の日記~ 脚本は誰?
脚本は篠﨑 絵里子。
脚本家コメント
言葉、記憶、技術……これらは脳の別々の部位が担当していることが解明されています。しかし「心」は何処にあるのか、その正体さえも曖昧なままです。原作では、私自身の経験を踏まえ脳障害の後遺症を正確に描くとともに、それと戦う人たちの心に焦点を当てました。ドラマ化にあたり、製作スタッフの皆様ならびに杉咲花さんはじめ実力派俳優の方々により、原作を超越した見事なドラマに仕上げて頂けそうで大変感謝しています。本ドラマが、一般視聴者の方々のみならず、当事者・ご家族の皆様、医療福祉関係者の皆様への応援になれば幸いです。
アルメット~ある脳外科医の日記~ 原作は?
原作は、講談社「モーニング」で連載中の「アンメット-ある脳外科医の日記-」(原作:子鹿ゆずる/漫画:大槻閑人)。原作者・子鹿ゆずるは、元・脳外科医。それゆえ、作中に登場するさまざまな症例や医師たちの生き様がリアリティーをもって描かれており、医療従事者のみならず、各方面から絶賛されている。今回のドラマ化では、そんな原作の魅力を活かし、複雑な脳神経外科の世界と、そこに生きる人々の姿をしっかりと描いていく。
漫画 大槻閑人 コメント
この度のTVドラマ化、誠にありがとうございます!実は『アンメット』という作品、企画段階から「ドラマ化するといいなあ」と思い、その願いを込めながら自分なりに工夫してきました。僕自身は医療者ではないのでわからないことも多く、子鹿さんをはじめ、多くの医療・福祉関係者の皆様にご協力いただきました。この場をお借りして感謝申し上げます。物語を絵に、漫画にする作業を通じて、『アンメット』というバトンを良い形で受け渡せているとしたら、これほどうれしいことはありません。
アルメット~ある脳外科医の日記~ 主題歌
あいみょんの新曲「会いに行くのに」が、「アンメット ある脳外科医の日記」の主題歌に決定。
あいみょんコメント
枕を見た時に浮かび上がる記憶。呑み過ぎた日の次の日にグルグル回る嫌な記憶。
バレンタインが来るたびに蘇る記憶。さまざまな記憶が私の中で生きていて、その記憶が私の財産になり曲になります。
“記憶”が鍵になっているドラマの中でどんな風に聴こえてくるのか、とても楽しみです!